2023-07-29 07:00 am by 須坂新聞
須高地区の熱中症の発生(救急搬送)は7月26日現在で30件に上り、過去13年間で2番目に多かった昨年(総数52件、7月26日時点で35件)に近いペースで推移している。
須坂市消防本部に設置している気象観測装置のデータでは、7月16日以降は全ての日で30度以上の真夏日を記録。特に22日の梅雨明け後は猛暑日の35度前後が連続している。
同本部警防課によれば、30件の内訳は▽発生場所=須坂市23件・小布施町6件・高山村1件▽屋内外=屋内11件・屋外19件▽性別=男性15人・女性15人▽年齢=64歳以下12人・65歳以上18人▽傷病程度=中等症7人・軽症23人。
今年の1件目は4月11日で、過去最も早い記録(4月28日)を2週間以上更新。昨年は過去最も遅い10月16日に発生しており、「最早」と「最遅」の幅が6カ月以上あることから、同課では「熱中症は夏だけと思われがちだが、発生は長期間にわたる。こまめに水分・塩分を補給することや十分な栄養と睡眠をとることなど万全な対策を心掛けてほしい」と呼び掛けている。
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