2023-09-02 07:00 am by 須坂新聞
須坂市の上信越道須坂長野東インターチェンジ周辺地区開発で、観光集客施設用地の立地企業のイオンモール(千葉県千葉市)は8月29日、開発中の「(仮称)イオンモール須坂」について、2025年秋の開業予定と発表した。当初は24年春の開業を目指していたが、建築資材の高騰や建設業界の人手不足などの影響を受けて変更した。
同社によると、敷地面積約16万7,000平方メートルで、施設は鉄骨造地上3階建て(一部4階建て)、延べ床面積約9万1,000平方メートル。総賃貸面積は約6万3,000平方メートルで、県内イオンモールでは松本と佐久平を上回る売り場を整備する。駐車台数は約3,700台を見込む。
現時点で着工時期は未定。テナント数や出店事業者については「通常はオープンの1カ月〜1カ月半前に発表している」(同社社長室広報グループ)と取材に答えた。
同社は「北信地方の活性化に寄与し、にぎわいを創出する施設」を目指し、地域と共創していく考え。また、持続可能な社会の実現のため、最新の環境配慮設備の導入や自然と調和した施設づくりを推進し「地域の皆さまのインフラ拠点として災害に強い施設づくりで安全・安心を提供していく」としている。
同社が計画概要を発表した同日、市は市議会インター周辺等開発特別委員会で説明した。三木正夫市長は「建築価格の高騰から、これまで建築費の圧縮などさまざまな検討をされたと聞いている。地域の期待に応える大きなモール建設を決定していただいた。最大限の配慮をしていただいたものと考えている」と感謝した。
観光集客施設用地では他に、アークランズ(新潟県三条市)とルートインジャパン(東京都)が開業を予定している。
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