2023-09-09 10:12 am by 須坂新聞
JAながの須高ブロックと須坂市は2日、東京青果市場(東京都大田区)でナガノパープルに特化したトップセールスを行った。品評会では高値で取引され、年々ブランド価値が高まり、反響が広がってきている。
ナガノパープルは2004年に品種登録された県オリジナル品種で須高地区が全国のトップシェアを誇る。須高ブロックではさらなる知名度の向上と共に生産者の栽培意欲の向上に取り組んでおり、トップセールスはその一環として実施した。
開会あいさつで、三木正夫市長は「須坂市はJAながのの支援によりフルーツ王国として有名になりました。本日は素晴らしい果樹農家が丹精込めたナガノパープルが仕上がりました。ぜひご覧いただき、高く競り落としていただければと思います」と呼び掛けた。
JAながの岡田康副組合長は「年間の農産物取り扱い300億円のうち150億円が果樹であり、80億がブドウです。須高のブドウはそのうち60億円を占め、まさにフルーツハリウッド須高です。今年は凍霜害など厳しい気象条件の中、生産者が丹精込めて作りました。このナガノパープルをぜひご賞味いただき、今後取引いただければと思います」と話していた。
品評会は県長野農業農村支援センターや市場関係者らが事前に糖度や房形、着色、粒ぞろいなどを基準に審査。当日は10点が競りに掛けられ、次々と高値が付けられた。市場関係者は「黒くて無核のナガノパープルはおいしくて需要がある。もっと出荷量を増やして」と要望していた。
2023-09-09 10:12 am by 須坂新聞 - 0 コメント
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