2023-09-09 10:14 am by 須坂新聞
須坂市南原町の普願寺で2日、肝試しイベント「りょうかい夜会」が開かれた。市内外から小中学生や家族連れなど800人以上が訪れ、境内を巡り楽しんだ。
須坂りょうかい祭実行委員会、須坂景観づくりの会、ボランティアの高校生など有志約30人が企画。残暑の厳しい暑さを吹き飛ばそうと盛り上げた。
スタッフは白装束風の衣装を身にまとい、面や血だらけのメイクをして妖怪に扮(ふん)した。来場者の前に突然現れ、大きな音を立てるなどして驚かせると、子どもたちは悲鳴を上げたり、走って逃げたりしていた。
市内から親子で参加した小学4年の男児は「人に驚いただけでなく、スモークや怪しい光がともされていて怖かったけど、とても楽しかった」と喜んでいた。
境内は「りょうかい縁日」として、飲食や射的、くじ引きの屋台が並び、それぞれ肝試しまでの待ち時間を楽しんでいた。
実行委員会の中沢定幸さんは「予想を超える多くの人に来場してもらい、メイクや仕掛けで本気で怖がらせたかいがあった。子どもの悲鳴やはしゃぎ声が聞こえるなど、存分に楽しんでもらえてよかった」と話していた。
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