個性豊かなビール堪能〜信州須坂クラフトビール&スイーツフェスティバル

2023-09-16 10:08 am by 須坂新聞

お知らせ icon 個性豊かなクラフトビールのイベント「信州須坂クラフトビール&スイーツフェスティバル」が9、10日、須坂中央駐車場広場で開かれた。新型コロナウイルスの影響で開催は4年ぶり。両日合わせて約2,000人が来場し、県内ブルワリー(ビール醸造所)のこだわりのビールを味わった。
 信州須坂フルーツエール推進協議会(事務局・市産業連携開発課)が主催。初日の開会セレモニーで会長の中澤正直副市長は、イベントをきっかけに中心市街地や飲食店の活性化につなげたいとし、「須坂は果物の産地。ぜひ信州須坂フルーツエールを味わってほしい」とPRした。
 須坂市や高山村、長野市、諏訪市、伊那市、宮田村、下條村の7ブルワリーが計30種類ほどの銘柄を販売。リンゴやブドウ、トマト、七味唐辛子などを使った個性的なビールが並んだ。各ブースでは知名度を高めようと、スタッフが来場者にビールの特徴などを紹介しながらアピールしていた。
 信州須坂フルーツブルワリー(須坂市)は5種類を提供した。初日の取材に、特産の人気ブドウを使用した「『完熟シャインマスカットエール』が一番売れている」。2種類を用意したTAMTAMブリューイング(高山村)は、赤ワイン用ブドウを使った「『ドラゴンフライ ルージュ』をサーバーで提供するのは初めて」と話していた。
 市内外の飲食店や菓子店なども出店し、スイーツやフードを販売した。ロックバンドなどのステージライブも会場を盛り上げた。
 ビール好きという長野市の池野翔吉さん(35)は初日、妻子と共に電車を使って足を運んだ。「クラフトビールはいろいろな味があるので、たくさん飲んでみたい。ビールも奥深いですね」。7杯目を傾け、喉を潤していた。

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