2023-09-30 07:00 am by 須坂新聞
八幡墨坂神社(須坂市八幡町、山岸孝爾=こうじ=宮司)は23、24日、例大祭(前夜祭・本祭り)をした。23日の前夜祭は、氏子区域6町が灯籠を奉納。仕掛け花火が境内を明るくした。太太神楽や巫女(みこ)神楽、みこし、演芸などを奉納した。屋部町神楽保存会(山岸泰男会長)は獅子舞「天地鎮めの舞い」を奉納。2体の獅子が参拝者の頭近くでかむ動作の厄よけをした。
夜の参拝には大勢の氏子崇敬者が訪れた。
仕掛け花火は篠原煙火店が準備した。奉納の文字が浮かび上がった後、噴水、火車(ひぐるま)、ナイアガラが暗い空間に光のコントラストをつけた。約10分、流れ落ちる40本の光の滝とその余韻を楽しんだ。
巫女神楽は神前神楽の会(大竹正雄会長兼指導者、小布施町)の5人が「浦安の舞」を奉納した。巫女舞は昨年秋の稽古開始から1年が経過した小学4年生で奉納は今回が初めて。同会は平成13年から活動するというが、コロナ禍で中断を余儀なくされていた。
前夜祭の祭事後、山岸宮司は「令和2年2月ごろから3年半ほど続くコロナ禍で、祭事も方向を考えながら行ってきた。今回全てを縮小なく行うことができた。いろんな我慢が通常通りにできるようになり、それが参拝者の数に現れている。普通の生活でも多くのお参りを期待している」と語った。
氏子総代会の長谷川寿会長は「去年は雨の中だったが大勢の人出があった。今年はコロナ明けで小さな子供から大人まで大勢の皆さんが来てくれて、にぎやかでよかった。暑い日が続くが氏子の皆さんの健康と農作物の豊作を祭事で願った」と取材に述べた。
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