4年ぶりの活気「須坂国際交流パーティー」

2023-10-14 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 外国人と日本人が食や会話、余興を通じて親睦を図る「須坂国際交流パーティー」(実行委員会主催)は7日、市生涯学習センター3階で4年ぶりに開かれた。日本に住むイギリス、アメリカ、パキスタン、マレーシア、ベトナムなど約10カ国の人たちと日本人合わせて150人以上が参加。各国自慢の料理を味わいながら、にぎやかに交流した。
 参加者も料理などを持ち寄るポットラック形式で、テーブルにはブドウやリンゴなどの果物やお菓子などが並んだ。地元「にこにこすざか食」のメンバーは、おやき、ニラせんべいなどの郷土食を提供した。
ブースでは、中国の水ギョーザ、ベトナムの生春巻き、タイのデザート「カノムチャン」などが振る舞われ、「ありがとう」「サンキュー」「カムオン」(ベトナム語でありがとう)など、さまざまな言語が飛び交った。
 英会話教室に通う3人の子どもと参加した北島彰子さん(44、長野市若穂綿内)は「いつか参加したいと思っていた。いろんな国の方との交流はすごく楽しい」と感激。本場中国のギョーザを頬張っていた息子の大和さん(綿内小4年)も「楽しくて、おいしい」とうれしそうだった。タイのマリカ・シンシリーさん、ヒトリ・シリガンヤーさんは、おやきを味わいながら「すごくおいしい」と笑顔を見せていた。
 余興で天明五閑太鼓やタイの民族舞踊、ディスコ音楽やポップスのバンド演奏、コンテンポラリーダンス、手品が行われ、会場はさらに熱気に沸いた。
 パーティーは2001(平成13)年にスタート。新型コロナの影響で中止を余儀なくされていた。実行委員長の長谷川滋さん(48、須坂市坂田町)は「ようやく以前のように開催できて感無量。久しぶりの再会を喜んでいる人たちも多かった」と話していた。

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