28・29日に須坂創成高で「創成フェア」

2023-10-21 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂創成高校は28、29日、同校で「第7回創成フェア」を開く。農・工・商の各学科が連携し、地域の特産品や生徒が手掛けた農作物、加工食品、工業製品などの販売や各種体験などを通じて学習の成果を披露する。「Start a New One〜SDGs2030に向けて、地域と自然に創成のエネルギーを」をテーマに、従来の展示や販売などに加えて、新たな取り組みにも挑む。
 フードドライブやフリーマーケットなどSDGsを意識した活動は一昨年から継続し、大きな柱として取り組む。本年度は新たにコルクを再利用して作製した小物やナイロン製の傘でつくったエコバックなどを販売。毎年好評の生徒が新聞紙でつくったエコバックも数量限定で配布する。
 商業科では子どもたちが職業体験を楽しめるキッズパークを新たに企画。副社長の田中唯笑(ゆら)さん(商業科3年)は「子どもたちが楽しみながら学べる空間にしたい」と意気込む。
 農業科は校内生産品や加工品の販売や各種体験、創造工学科は機械加工の実演や校内製作品の販売・展示で各学科の魅力をアピールする。副社長の窪田悠人さん(農業科3年)は「地域の皆さんや受験を控える中学生に創成高の魅力や各学科の特色をPRしたい」。
 生徒が地元企業や菓子店とコラボした創成フェアオリジナル商品も多数出品。軽食の販売や屋台、飲食スペースも復活する。昨年、生徒が開発して好評だった伝統野菜などをつかったレトルトカレーは甘口と辛口の2種類を販売。軽食での提供もあり、校内でも味わえる。
 また、体育館では文化部(合唱部・吹奏楽部・軽音楽部)のステージ発表や書道部のパフォーマンス、創成ライダーのヒーローショーも企画している。
 地元の小学校や長野養護学校すざか分教室とも連携。社長の北澤美優さん(商業科3年)は「地域の皆さんとも連携したり、新しい取り組みにも挑戦した。創成フェアで地域を盛り上げたい」。
 5年ぶりの土日開催に「買い物や各種体験など子どもから大人まで幅広い世代が楽しめるように心掛けているので、たくさんの人に足を運んでほしい」と呼び掛けている。開催時間は両日ともに午前10時〜午後3時。

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