2023-10-21 07:00 am by 須坂新聞
須坂市の約80の団体・事業所・個人で組織する実行委員会が主催する福祉イベント「第39回ふれあい広場」が14日、メセナホール一帯で開かれ、好天にも恵まれ、大勢の人たちでにぎわった。
同広場は全ての人がふれあいを通して思いやりの心を高め、共に生きる福祉のまちづくりを目指す「福祉のお祭り」。毎年この時期に開催しており、コロナの中止を経て、昨年から再開している。
テーマは「つながろう!つなげよう!ふれあいの輪」。お楽しみ企画や販売・体験・展示の屋台村などが多彩に繰り広げられた。
開会式では、小林正孝実行委員長(須坂市ボランティア連絡協議会長)が「きょうのために早くから準備を進めてこられた皆さんに深く感謝します。このふれあい広場で助け合いの輪が少しでも広がり、皆さんがさわやかな笑顔になりますようにご協力をお願いします。皆さん、楽しんでいってください」とあいさつ。三木正夫市長や「須坂応援大使」の小林知美さんが感謝と歓迎の言葉を贈った。
マスコットキャラクターも須坂市の「かんなちゃん」、日本赤十字社の「ハートラちゃん」、須坂市社会福祉協議会の「こころちゃん」&「つなぐくん」が応援に駆け付け、毎回のことながら子どもたちに大人気だった。
屋台村は多種多彩な約50のブースが並び、どこも人気を博していたが、一番は地元企業が協賛したくじびき。53事業所から米・花・味噌・洋服・菓子など多種多彩な約800点の提供があり、「わくわく、ドキドキ」しながらジグザグに並んだ列が直線にすると優に100mは超え、それぞれが景品を手にして大喜びしていた。
また、会場内で行われた赤い羽根共同募金には11,796円が寄せられ、生活困窮者に食品を無償提供する「フードドライブ」にも多くの人たちが協力した。
このほか、県警察交通機動隊と須坂署が白バイ・パトカーの展示や安全運転サポート車の乗車体験を行い、安心安全なまちづくりへの啓発にも努めた。
市内から訪れた家族連れは「子どもがこのイベントを楽しみにしていて、会場を全部見て回りました。くじびきでもお米が当たってきょうは最高でした」と喜んでいた。
実行委員会事務局の市社会福祉協議会では「好天のもと無事開催でき、関係する皆さんに感謝申し上げます。毎回のことながら、あちこちで笑顔があふれていて、ふれあいの輪が広がっていることを実感します。共同募金などにもご協力いただき、ありがとうございました。協賛企業の皆さんにも御礼申し上げます。これからも一層の福祉のまちづくりを目指し、さまざまな事業に取り組んでいきたい」と話している。
2023-10-21 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
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