2023-10-28 07:00 am by 須坂新聞
須坂高校写真部の製造業をテーマにした写真展が23日、須坂市子育て就労総合支援センター「bota(ぼーた)」で始まった。部員13人が地元企業で撮影した作業風景などを通じて、製造業の魅力を発信する。
市産業連携開発課が、地元の製造業の魅力を発信しようと同部と企画。部員たちは10月上旬から北信地域の4社を訪ね、作業現場の風景や従業員の表情、製造過程などを撮影した。
取材をした16日、生徒は須坂市幸高町のナツバタ製作所と長野市のサンライズを訪問。ナツバタ製作所では小林豊社長の案内で工場を撮影した。
中山ひなたさん(2年)は「一生懸命働いている姿や細かい作業をする手元などに注目した」と熱心にカメラを構えていた。小林社長は「高校生が製造業に興味や関心を持ってもらえるいい機会だと感じる。将来の雇用にもつながってほしい」と期待を寄せた。
展示は初日から地域住民や高校生を中心に多くの人が足を運んでいる。部長の加賀谷音色さん(同)は「地域の皆さんに写真を見てもらえるのは活動の励みになる」とし、「部員それぞれの視点で、さまざまな切り口から撮影ができた。写真を通じて、地域の製造業の魅力が多くの人に伝わるとうれしい」と話している。
11月24日まで。午前9時〜午後10時(日曜、祝日は午前9時〜午後6時)。会期中の休館日は11月6日。
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