2023-11-03 07:00 am by 須坂新聞
豊丘小学校(梅本裕之校長、児童55人)は10月27日、同校体育館で創立150周年記念式典を開いた。全校児童や教職員、来賓、PTAなどでつくる記念事業実行委員ら約120人が出席して節目を祝った。地域の人々に感謝しながら、「豊丘で学び育ち、これからの時代を切り開いていく」と決意した。
実行委員長の青木正宏さん(PTA会長)はあいさつで「150年の歴史の中で学習環境は大きく変化した」とし、児童には「IT教育や国際交流などで身につけたさまざまな力で、大人には想像できない明るい世界をつくって」と呼び掛けた。
梅本校長は、「豊丘小は子どもたちの教育を大切にしたいと考えた地域の人々の力でできた」と強調。児童に「地域で何世代もつながり、今の皆さんがいる。豊丘、須坂、そして日本で学んだことに誇りを持って生きてほしい」と話した。
児童を代表して児童会副会長の田村ここみさんは学びの大切さ、登下校の見守りなど地域の支えについて触れ、「いつまでも明るく楽しい声が聞こえる学校であるために、先生や地域への感謝の気持ちを忘れないでほしい」とあいさつした。
来賓を代表して、三木正夫市長代理で市総務部長の中島久さんが祝辞を述べた。
同校は1872(明治5)年に創立。82(明治15)年、園里学校に改称した。1955(昭和30)年に東村が発足し、東村立東部小学校に。62(昭和37)年の90周年事業で校歌を制定した。71(昭和46)年に東村が須坂市と合併し、現在の須坂市立豊丘小学校になった。学校目標は「心豊かで 考え深く たくましく」。
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