2023-11-25 07:00 am by 須坂新聞
今年創立100周年を迎えた須坂高校の書道部と美術部が記念作品展を開催、節目の年に彩りを添えている。
書道部は、11月27日まで長野市北石堂町の書道用品店「越前屋」2階スペースで同窓生6人と在校生11人が約30点を展示している。
作品展は毎年の「りんどう祭」で開催していたが、今回は学校創立100周年ということもあり、多くの人たちに作品を見てもらおうと、初めて外部で実施した。
会場には額装の書道作品のほか、今年6月30日〜7月2日に開催した「りんどう祭」でのパフォーマンス作品(縦3.2m×横5.4m)や、同祭で生徒が身につけ、背中に書道部員が役職名や名前を書いた法被も展示。額装は全て生徒が裏打ちして張り込みの表具をするなど、手作りの作品展となっており、訪れた人たちに、須坂高校のモットーである「熱・意気・ガリ」の心を伝えている。
また、同店入り口ではウインドー越しに同祭での書道パフォーマンスを紹介する映像が流れており、その映像を見た同窓生が2階の展示会場まで足を運ぶケースもあるという。入場無料。開場時間は午前11時〜午後6時、最終日は3時まで。
なお、書道部の出品者は次の11人。
▽3年生 松山もも(部長) 峯村成実 井戸井風果 岩崎結奈 山岸瑛美▽2年生 岡田結希 丸山陽香▽1年生 生駒ひよ莉 北村結菜 杉本優 ?澤美優
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美術部は、創立100周年記念事業の目玉としてリノベーション(改修)が完了し、12月1日にプレオープンする図書館を会場に、同日から3日まで同窓生約20人による「チャリティー美術展」を開き、約30点を展示・販売する。
作品は同窓生が全て無償提供したもので、売り上げの全額が同窓会への寄付として100周年記念事業の活動資金に充てられる。
出品者は昭和5年3月卒業の旧制3回生(故人)から卒業まもない高校71回生まで幅広く、作品の種類も洋画・日本画・版画・デザインなど多彩。
美術部顧問で同展事務局の齋藤澄人教諭(高校35回生)は「個性豊かな作品が勢ぞろいしています。作品の価格はお買い求めやすく設定させていただきますので、皆さんでご来場いただき、須坂高校の将来のためにご支援ご協力をお願いします」と呼び掛けている。
入場無料。開場時間は1日が午後4時(プレオープンイベント)〜6時、2日が午後2時〜5時、3日が午前10時〜午後1時。問い合わせは須坂高校☎026-245-0334まで。
2023-11-25 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
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