2024-01-20 07:00 am by 須坂新聞
オリオン機械(須坂市幸高町、太田哲郎社長)は6、8日、同社の暖房機器「ジェットヒーター」を能登半島地震の被災地支援に緊急出荷した。国の要請による。加盟する日本暖房機器工業会を介して。同社は2016年から緊急用にストックする20台(ロボ暖とエコサイレンスHRR480B-S各10台)と通常在庫からエコサイレンス24台の合計44台を石川県志賀町と金沢市(緊急支援物資の集散拠点)へ送った。
6日は国の手配によるトラック3台(4t車1台、2t車2台)に20台を積んだ。
「手配されたトラック便は長野市から1台と埼玉県から2台。待機して積み込み、最後の便は夜の出発となった」(同社)
7日に再度要請があり、8日は国の手配するトラック1台(4t車)に詰める24台を出荷した。
同社は経産省の令和6年能登半島地震支援物資調達協力企業・団体として対応した。
同社産機営業本部は16日の取材に「緊急出荷は初めての対応。即時対応にお褒めの言葉をいただいた。通常在庫とは別に確保し、仕事納めの昨年12月28日に確認して心の準備はできていたが、大災害が元日に起きることは想定していなかった。避難所等での寒さ対策に多少でも暖を取って安堵(あんど)の一助になったとすれば出荷してよかった」と話す。
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