2024-01-27 09:41 am by 須坂新聞
本年度創立150周年を迎えた小山小学校(児童358人、桂本和弘校長)のオリジナルかるたが先ごろ、完成した。節目の記念に「全校で形に残るものをつくりたい」と児童会主体で制作。小山小の魅力が詰まったかるたを通じて、学年の垣根を越えた交流も見られる。
児童会本部会が企画した。全校児童に学校や地域、同校のシンボルツリー・トチノキにまつわる思い出などを募集し、「とちのきはみんなをみまもるやさしいき」、「すいすいすべるよがりゅうざんでそりきょうそう」など53種類を読み札として採用した。読み札は学年問わず楽しめるように、ひらがな表記に。取り札の絵は本部会の児童が描いた。保管用なども含めて18セット制作し、各クラス(1学年2クラス)に1セットずつ配布した。
6年生の土屋芭奈(はな)さん、竹本琴美さんは「みんなで遊べるように工夫し、完成した時は達成感があった。150周年の思い出が増えた」と制作を振り返る。
取材した25日、休み時間になると6年生の教室に1年生の児童も集まり、かるた取りで白熱していた。ともに1年生の石川渚さん、関野凜さんは「臥竜公園やトチノキなど知っている言葉が出てくるから楽しい。これからもたくさん遊びたい」と笑顔を見せた。
6年生の池上綾乃さんは「これから入学する後輩たちにも引き継がれていくとうれしい。かるたで友だちの輪が広がってほしい」と話していた。
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