2024-04-13 09:40 am by 須坂新聞
須坂商工会議所と中小企業相談所は2、3日、同会議所で新入社員研修会を開いた。市内企業24社から99人が参加。講師のコミュニケーション・シーズ(須坂市南横町)の杉本文江さんから社会人として必要なビジネスマナー、コミュニケーションの取り方、電話応対などを学んだ。
杉本さんは名刺交換について「名刺はその方の分身。大切に両手で扱い、隅を持って指先をそろえ、胸の高さでやりとりをする」と説明。「お辞儀で頭を下げると手も下がってしまう。手は少し上げると印象が良くなる」とアドバイスした。参加者同士で繰り返し実践した。
言葉遣いについては「敬語という道具を使うことによって、初めて会う人でも、立場がすごく上の人でも、誰とでもいくらでも話すことができる」と敬語の大切さを伝えた。
参加者は尊敬語・謙譲語・丁寧語をシーンによってどう使い分けるのか、正しいビジネス用語を覚えているかなど、問題を解きながら確認した。
取材にオリオン精工の松村英哉(ひでや)さん(18)は「一番印象に残ったのは尊敬語と謙譲語の使い分け。普段は使わない言葉が多かった。会社では上下関係があるので、学んだことを家でもしっかり復習して社会人としてがんばりたい」。
ディーアイシージャパンの川住(かわずみ)結衣さん(20)は「ビジネスマナーを改めて知ることができた。自分自身がより成長して、これから会社や地域に貢献できるよう学んだ知識を身に付けたい」と話した。
研修後、新入社員にアンケートを実施。99人中72人から回答を得た=別表。
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