2024-06-01 07:00 am by 須坂新聞
台湾から教育旅行(修学旅行)で日本を訪れた中学2年生が5月23日、市立相森中学校で生徒と交流した。同校が海外から受け入れるのは8年ぶり。生徒は一緒に授業を受け、互いに異文化への理解を深めた。
訪れたのは彰化県立鹿江国際中小学の24人。歓迎セレモニー後、2・3年生と一緒に授業を受けた。
2年1組の英語には5人が合流。相中生はけん玉や紙風船などの遊び方を見せた後、英語でコミュニケーションを取り合い日本の文化を伝えた。台湾生はプロジェクターに、学校の様子や伝統のスイーツの画像などを映し、クイズを交えて英語と中国語で紹介した。
授業終了後には、台湾生から一緒に写真を撮ろうと声が掛かり、肩を寄せ合った。
沓掛心花(このか)さんは「英語がぺらぺらで驚いた。私たちみんなに積極的に話し掛けていたのがすごい。私もいろいろなことに挑戦してみたい」と刺激を受けていた。
授業を担当した片桐園子教諭は「人的交流の機会をいただき、ありがたかった。世界の言語は英語だけではないということや、異文化を理解する力を身に付ける良い機会だったと思う」と話した。
県は訪日教育旅行の誘致に取り組んでいて5月は台湾の児童や生徒200人が県内の小中学生と交流した。
2024-06-01 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
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