2024-06-08 07:00 am by 須坂新聞
第35回全国「みどりの愛護」のつどい(国土交通省など主催)が1日、和歌山市で開かれ、花と緑の功労者として須坂市の須坂水の会緑地クラブが国土交通大臣表彰を受けた。須坂市から11年連続23団体目。須坂市の受賞数は全国でもトップクラスで、官民一体で取り組む市の花と緑のまちづくりが高く評価された。受賞は県内2団体を含む全国97団体。
須坂水の会緑地クラブ(小林紀雄=みちお=会長)は、06(平成18)年度からインター須坂流通産業団地(須坂市大字井上)内の緑地公園(約5,600平方メートル)に実のなる樹木を植えて野鳥を招き、白・紫・ピンク色の花が咲く多年草を育てて花の蜜にチョウが飛来し、メダカが泳ぐビオトープ(水辺環境)を造成して来訪者に自然と触れ合える憩いの空間を提供している。
流通産業団地で働く従業員には安らぎを、子供から大人まで来訪者には交流や学びの場を提供。春の桜も観賞スポットで知られる。
「井上緑地公園・ビオガーデン」と命名する空間は、ガーデンソイル(須坂市野辺町)がデザインした。造園・管理・運営は須坂水の会緑地クラブ。土地管理者は市産業連携開発課。
須坂水の会緑地クラブの小林会長(83、馬場町)と竹田慶市(けいいち)副会長(80、塩川町)は5日、市役所を訪れ、三木市長に報告した。
小林会長は全国「みどりの愛護」のつどいでの感想として「須坂は花で知られ、全国的に注目されている。オープンガーデンに来訪する人が多くいてうれしかった。全国各地の受賞者といい交流ができた」と述べた。
三木市長は「須坂の玄関口井上で、自然を大事に水と花と緑の空間整備を長い間続けていただいている。流通産業団地に来た人は水が流れていてほっとする。今の時代にとって潤いは大事だ」と長年の功労をたたえた。
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