2024-06-08 07:00 am by 須坂新聞
高甫小学校の3年生19人と4年生30人は5月29日、同校近くの畑で、高甫地区ゆかりの信州の伝統野菜「八町きゅうり」の苗植えを行った。毎年総合的な学習の一環で栽培しており、今年で15年目になる。苗は須坂市農林課が60本を用意した。
八町きゅうり研究会の丸山勇会長(仁礼町)は「人差し指と中指の間に苗を挟んでポットをひっくり返すと苗がきれいに取れる」とアドバイス。
マルチシートで覆われた畝に60cm間隔で穴を開け、土に水を含ませてから苗を植えた。手でぎゅっと土を押さえ、たっぷりと水を与えた。児童たちは手を泥だらけにしながら丁寧に作業を行った。
3年生の臼田澪さんは「皆で一生懸命植えたからおいしいきゅうりになりそう」。4年生の岩本宗大(そうた)さんは「水をあげすぎないようにするのが難しかった。おいしく育ってほしい」と期待を膨らませた。
丸山会長は「きゅうりは水が大事。雨が降らない時は1日1回水やりをするといい。きゅうりができるのを楽しみに待ちましょう」と話した。
今後、児童たちが水やりを行い、6月下旬〜7月上旬に収穫し、市内の学校給食で提供される予定。
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