2024-06-15 07:00 am by 須坂新聞
須坂市の上信越道須坂長野東インターチェンジ周辺地区開発で、イオンモール(千葉県千葉市)が2025年秋開業予定の大型商業施設の名称が「イオンモール須坂」に正式決定したことが10日、明らかになった。地元が要望していた名称で、関係者は「須坂」の知名度向上に期待を膨らませている。
同日、市議会6月定例会開会あいさつで説明した三木正夫市長は「県内最大級の商業施設の名称に『須坂』が入ることで須坂市の知名度向上につながる」と期待。北信地方の活性化とにぎわい創出に向け、イオンモール須坂と連携していく姿勢を改めて強調した。
施設名称については21年11月、市・市議会・須坂商工会議所がそれぞれ同社に「イオンモール須坂」の採用を求める要望書を提出し、「須坂をアピールするチャンス」などと熱望していた。
本紙の取材に市議会の浅井洋子議長は「要望がかなってうれしい。須坂の名前が多くの皆さんに知っていただけたらいい」。須坂商工会議所の神林章会頭は「須坂という地域をPRできる良い機会になる。今後の活性化に向けて弾みがつく」と朗報を受け止めた。
イオンモール須坂は今年3月、建築工事に着手した。敷地面積約167,000平方メートルで、建物は鉄骨造地上3階建て(一部4階建て)、延べ床面積約91,000平方メートル。総賃貸面積は約63,000平方メートルで、県内イオンモールでは松本と佐久平を上回る売り場となる。駐車台数は約3,700台。
建設地は、須坂市中心部から南西に約3km、隣接する長野市中心部から東に約8kmに位置。両市の中心部を結ぶ県道長野須坂インター線に接し、インターにも近いことから、広域からの集客が期待されている。
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