2024-08-10 07:00 am by 須坂新聞
フルーツ王国須高では夏の果実が最盛期を迎えている。須坂市福島町の果樹農家・宮之内信成(のぶしげ)さん(28)の畑ではモモの中生品種あかつきがたわわに実り、収穫に追われている。
宮之内さんによると、今年は6月から高温が続き、モモの生育には好条件。玉のび、糖度、収量ともに順調という。出荷シーズンは毎朝5時前から収穫に取り掛かる。
「独立して3年目になるが、毎年環境が違う。果実の生育は例年より数日早く、収穫作業が大変。皆さんにおいしいモモを味わってほしい」と話す。
JAながの須高営農センターによると、8月上旬に主力品種の川中島白桃の出荷が始まり、モモの出荷は9月中旬まで続く。
リンゴのシナノリップは最盛期を迎え、つがるは8月中旬〜下旬が最盛期となる。
中生種の秋映は9月下旬から出荷が始まり、晩生種の主力サンふじは11月上旬から年内にかけて出荷される予定。
同センターは「今年は高温の影響で、例年に比べ出荷もピークも早いペースで進んでいる。農家の皆さんは暑い中、良質な果実生産に日夜励まれている。JAとして、農家を支援し消費者の皆さんに喜んでいただけるように努めていきたい」と話している。
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