2024-09-14 07:00 am by 須坂新聞
県教育委員会は9日、県立高校第2期再編で、須坂東と須坂創成を再編統合して2029年度に開校する予定の須坂新校の施設整備基本計画について報告した。新校舎の建設工事を2期に分けて行うスケジュールなどを示した。市生涯学習センターで開いた第17回再編実施計画懇話会で説明した。
県教委によると、須坂創成の校地・校舎を活用する新校の施設整備基本計画は、6月28日に設計チームから提出された計画を踏まえて決定した。
施設整備にかかる仮設校舎は、仮設規模を小さくし、工期を分けて引っ越しを繰り返す「ローリング案」を採用。来年度に先行して除却するプール跡地と工業棟西側に2階建て2棟を建てる。
新校舎などの工事は第1期が26年度中に着手。開校前年度の28年度末までに新校舎棟2棟を整備する。第2期は30年度末までに終え、新校舎棟1棟、体育館棟、部室棟、増築棟が完成する計画だ。今後、基本設計を作成する。
須坂東と須坂創成の両校職員らでつくる、新校の学校運営など具体的な事項を専門的に検討する六つのワーキンググループの設置についても報告した。
既に設置済みの▽学校運営検討▽校舎・施設▽生徒会―のグループに加え、来年度から▽教務▽進路・学習指導▽行事検討―のグループを設けて検討を進めていく。
また、公募で選考する校名については、学校運営検討ワーキンググループが検討した選考の観点と方法の原案を説明し、意見を交換した。グループで再検討後、県教委が募集要項案を作成する。
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