2024-09-28 07:00 am by 須坂新聞
須坂公共職業安定所(ハローワーク須坂)の山口昌利所長は13日、須坂市の三木正夫市長を訪れ、地元企業が直面している人手不足解消などに向けて連携を図ることを確認した。
山口所長は、市と協力している取り組みについて「2022年7月13日に『子育て世代の就労支援』に関する覚書を締結して、その年9月には双方の連携で『子育て世代のための就活応援個別相談会』を須坂駅前のbotaで開いた。相談会は基本的に毎月3組を対象に相談に応じている」と説明。
管内の求人倍率について「1.22倍(7月)だが、医療・福祉業や飲食サービス業などでは人材が大幅に不足。地元企業の人員確保のためにさらなる協力をお願いしたい」と要望した。
三木市長は「就業相談などに応じる『ゆめわーく須坂』はハローワーク須坂の提案で設置された。これからも互いに協力して、就職のマッチングを図り、地域の活性化につなげていきたい」と応じた。
今後は、さらなる連携を図り雇用対策に取り組み、地域の課題に対応するために「雇用対策協定」の締結を検討するという。
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