須坂ニュース

2024-10-19 07:00 am by 須坂新聞

　信州須坂ランニングフェス（実行委員会主催）は10月13日、臥竜公園庭球場駐車場発・百々川緑地着の10kmコースなどで行われた。県内外の1,250人余が、好天に恵まれた須坂の『坂』を駆け抜けた。名称と内容を変え、通算36回目。今回は市制施行70周年記念大会。遠来賞は福岡県の男性。
　10kmコースは標高差140mの起伏が特徴。5km付近の下り坂でランナーは、北信濃の山並みや長野盆地の絶景を眺めながらゴールを目指した。この他、2kmコース、子どもと大人が組むファミリーラン（2km）があった。
　給水所を兼ねた2カ所の「フルーツエイド」では、須坂産のシャインマスカットが振る舞われた。
　ゲストランナーとして参加したお笑い芸人でリオデジャネイロ五輪のマラソンにカンボジア代表で出場した猫ひろしさん（47）は、10kmコースで健脚を披露。「坂を上り詰めて見えた町の景色にびっくりした。坂道の20kmだったら倒れちゃいそうだが、10kmはちょうどいい。走り終えて食べるブドウは最高」と笑顔を見せた。
　長野市から参加した30代男性は「坂道はつらいが、景色がいいので来年も参加したいと思った。ブドウもおいしい。ほかの果物も楽しめたら最高ですね」と話していた。
　ランニングフェスは役員のほか、市内の各種団体、学生などボランティアを含む総勢約340人で運営した。　

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