2024-11-02 07:00 am by 須坂新聞
須坂創成高校は10月26、27日、同校で「創成フェア」を開いた。農・工・商の各学科が連携し、販売や実演、体験などを通じて学習の成果を披露。2日間で市内外から約5,500人が訪れ、にぎわった。
SDGsの取り組みとしてフードドライブ、フリーマーケットを実施。不要になったコルクやテニスボールなどを活用した再利用品の販売や展示にも力を入れた。
各学科のブースでは生徒が育てた農作物、加工品、県内外の名産品などさまざまな商品が並んだ。機械加工の実演や各種体験コーナーも充実。地元企業や農家と協力し開発した小布施丸なすバーガーなどの商品も大人気で販売早々に品薄になっていた。文化系クラブの発表、創成ライダーのヒーローショーもフェアを盛り上げた。
商業科の職業体験エリア「キッズビジネスタウンすざか」では、子どもたちが飲食や小売、ものづくりなどに挑戦。エリア内で使える通貨を使って買い物や食事を楽しんでいた。
フランクフルトの販売体験をした須坂小6年の齋藤依愛(いちか)さんは「接客は大変だったけどありがとうと言われてうれしかった。フランクフルトも上手に焼けた」と話していた。
市内から訪れた50代の夫婦は創成高産のワイン、ジャム、大福などを購入。棒に生地を巻いて焼くパン作り体験にも参加した。「生徒がコツを教えてくれておいしくパンが焼けた。1日では全て回りきれないくらい充実していて楽しかった」と喜んでいた。
社長を務めた市川航志さん(商業科3年)は「生徒みんなの協力のおかげで大成功のフェアになったので感謝したい。たくさんのお客様が笑顔で楽しんでくれて、とてもうれしかった」と振り返った。
2024-11-02 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
Tweet© 須坂市公認ポータルサイト・いけいけすざか. ALL Rights Reserved. Privacy Policy