2024-11-09 07:00 am by 須坂新聞
須坂市と小布施町は3日、市制施行70周年と町制施行70周年を祝う記念式典をそれぞれ開いた。これまでの歩みを振り返り、功労者らを表彰するとともに、地域のさらなる発展を願った。
須坂市はメセナホールで開いた式典に、総勢約250人が参加。表彰や記念公演などで節目を祝った。
須坂市は1954(昭和29)年2月、須坂町、豊洲村、日野村が合併し、同年4月1日に県内7番目の市として誕生した。翌55年に井上、高甫両村を、71年には東村を編入合併した。
式典は、市消防団ラッパ隊のオープニングセレモニー後、メセナ少年少女合唱団と参加者で市民歌を斉唱。ガールスカウト長野県第1団が市民憲章を朗読した。
三木正夫市長は式辞で、須坂には数多くの宝や住民の絆があると強調。次代を担う子どもたちに胸を張れる故郷にするため、「市民の皆さまと共に知恵を出し合い『豊かさ』と『しあわせ』を感じる『共創』のまちづくりを推進していく」と決意を新たにした。
浅井洋子議長は「これまでの歴史と学びを糧にし、次の世代に知恵を伝え、新たな挑戦にも柔軟に対応する成熟期」と述べ、さらに開かれた議会を目指していくとした。
名誉市民の遠藤守信・信州大特別栄誉教授は「絆こそが人間の本質」とし、「これからの社会において人々の豊かな絆は個人の幸せを越え、社会全体の安心や繁栄を促進する大きな力となる」とエールを送った。
市表彰式では定例・特別表彰などで19人と14団体をたたえた。
閉式後には、チアリーディングチームの須坂コルツが公演し、笑顔と元気いっぱいの演技を披露した。
(関連記事/11月9日付須坂新聞3・6・18面に)
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