2025-01-11 07:00 am by 須坂新聞
須坂市と長野都市ガス(本社・長野市)は昨年12月18日、火災予防活動の一環として、ご当地ヒーロー「我竜神(がりゅうしん)スザカイザー」とタイアップ、「安心見守り隊」と名付けた活動をスタートさせた。
両者は昨年5月、ガス事故防止や火災予防啓発などを連携して図る協定を締結。今回の活動もこの協定に基づいて実践していく。
当日は、火災予防の大切さを小さな子どもたちにも知ってもらおうと、須坂保育園で活動開始記念のセレモニーを開き、「防火ヒーローショー」ではスザカイザーと園児が炎の妖精に「水水ボール」を投げて退治。スザカイザーが「みんな、火事にはくれぐれも気をつけてくれよ」と呼び掛けると、園児たちは「はーい」と声をそろえ、「大人がいない時は火をつけません」などと誓っていた。
また、須坂市の三木正夫市長、長野都市ガス北信支店の倉島昭支店長があいさつしたほか、市消防本部と同社の担当者が火の取り扱いに関する注意事項を説明した。
このうち、消防本部からは、今回新たに作製した安心見守り隊のポスターに登場した消防士の長橋克佳さんと久保田彩夏さんが「私たちがどんなに急いで現場に駆け付けても、埋めることのできない時間を住宅用火災警報器がカバーしてくれます。自分と家族の大切な命を守るため住宅用火災警報器の設置をお願いします」などと呼び掛けた。
なお、設置が義務付けられている住宅用火災警報器の須高地区の設置率は83%(条例適合率は74%)。長野都市ガスが取り付けを勧めているガス漏れ警報器(設置は任意)の設置率は供給エリアの東北信8市3町の平均で約20%(全国平均35.2%)。
同社須坂営業所の北澤敬太所長は「火の元に十分注意していただくことは当然ですが、必要な防火機器を設置していただきたくこともPRしていきたい」と話している。
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