2025-01-18 07:00 am by 須坂新聞
日本マスターズ水泳の「ころとんマスターズスイムミート」は昨年12月14、15日、群馬県で開かれ、須坂市光ケ丘ニュータウンの松澤直哉さん(32)が所属するチーム「ゼニス」が男子4×100mメドレーリレー(200〜239歳区分)で4分3秒03で日本新記録を樹立し、優勝を飾った。松澤さんは背泳ぎ100mで54秒33をマーク。公認記録ではないものの、自身が持つ短水路の長野県記録54秒63を上回った。
チームメンバーは第1泳者の松澤さん、第2泳者の小野寺誠さん(千葉県)、第3泳者の戸川義光さん(神奈川県)、第4泳者の三浦弘さん(長野市)の4人。
マスターズ水泳は18歳以上が参加できる。リレー種目は競技者4人の暦年齢の合計により、年齢区分別で競った。
昨年8月から日本新記録をチーム目標に掲げて練習に励んだ。松澤さんは泳ぎ方を一から見つめ直し、仕事の前後の時間も全てトレーニングに費やした。
「自分自身の限界を超えるような練習を課していたのでかなり苦しい日々だった。新記録を出すには自己ベストと同等のタイムが必要だったのでプレッシャーも感じていた」と振り返る。
本番前は不安もあったというが「落ち着いて気持ち良く最後まで泳ぐことができた。チームのためにという気持ちがあったからこそ、いつも以上の力が出せたと思う。目標を達成できてうれしい」と喜んだ。
今後について「2月の県春季室内選手権で県新記録を出したい」と意気込む。「人生の一番の目標は日本選手権に出場すること。標準記録突破を目指したい」と抱負を語った。
5歳から水泳を始め、小学5年生から各種大会に出場している。長野ドルフィンスイミングスクール中央校のコーチ。
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