2025-01-18 07:00 am by 須坂新聞
須坂高校2年生10人は昨年10〜12月の3回にわたり、井上小学校で2〜6年生の算数の自主学習をサポートする体験をした。体験後には高校生と各クラス担任が集まって振り返りを行い、今後の児童の学習方法などについて話し合った。
高校生が主体的に課題を設定し、調べながら学習する授業の一環。「小学生が楽しく算数を学ぶにはどうすればいいか」をテーマに取り組んだ。
高校生たちは小学生の授業を見学したり、指導方法について教員からアドバイスをもらったりして準備を進めた。
3回目の昨年12月11日、高校生たちは担当するクラスごとに分かれて算数を教えた。
須坂高2年の小林祐太さんは6年生のクラスを担当。自分で作った面積比を求める問題やハイレベルな掛け算、割り算などを載せたプリントを配り、分かりやすい言葉で解き方を説明した。「最初はうまく教えられるか不安だったが、だんだん児童とも仲良くなれて、教え方も上達したと思う。将来の職業選択の参考になった」と振り返った。
高校生が作った難しい問題に一生懸命取り組む児童の姿に、4年竹組担任の北沢俊樹教諭は「学習意欲がかき立てられていたように思う。分かりやすさも大切だが、問題を解く楽しさを感じてもらおうという高校生の発想がとても良かった」と語った。
6年松組の高?千秋さんは「教え方がとても上手だった。難しい問題文も分かりやすくかみ砕いて説明してくれた。新鮮な体験で楽しかった」と笑顔で話していた。
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