明るい選挙啓発ポスターコンクールで小橋愛花さんが全国入賞

2025-02-15 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 　全国の小中高生が応募した本年度の「明るい選挙啓発ポスターコンクール」で、須坂市相森中学校2年の小橋愛花（まなか）さん（14、北横町）の作品が公益財団法人明るい選挙推進協会会長・都道府県選挙管理委員会連合会会長賞を受賞した。平和への思いを込めた作品で、選挙を通じて一票を投じる大切さを訴えている。7日、メセナホールで開かれた県選管連合会総会・明るい選挙推進県大会で表彰された。
　小橋さんは、市内のスーパーマーケットで投票を呼びかける放送を聞いたことなどがきっかけで選挙に興味を持ったという。
　美術部に所属。作品は、投票箱を街の中にある建物に見立て、「私の一票は平和への一票」の言葉を添えた。こだわったのは、目を引くような色使い。黄色を基調に、「一票」の文字は青色にして際立たせた。
　県審査中学校の部（応募435点）で1等に選ばれ、中央審査（同310点）でも高く評価された。
　小橋さんは、表彰式のあいさつで作品について「街の平和をつくるのは市役所の人たちだけじゃなくて、自分たちなんだということを伝えようと思った」と説明。4年後には選挙権が与えられる。「平和のための一票を投じられるように、日々社会についてもっと関心を持っていきたい」と述べた。
　中央審査には、小学校、中学校、高校の各部に計900点が出品。中学生の部は、文部科学大臣・総務大臣賞6点、明るい選挙推進協会会長・都道府県選管連合会会長賞21点が選ばれた。
　本紙関係では、県審査中学校の部で高山中3年の黒岩航さんの作品が佳作に入った。