2025-02-15 07:00 am by 須坂新聞
須坂市議会は12、13日、臨時会を開き、申し合わせ任期満了に伴う12日の正副議長選で議長に5期目の石合敬氏(68、春木町)、副議長に1期目の浅野隆義氏(58、南原町)をそれぞれ選んだ。ともに新任。任期は議員任期満了の2027年2月10日まで。
議長選は石合氏と、4期目の酒井和裕氏(70、南原町)が立候補。単記無記名投票の結果、投票数20票のうち、石合氏が10票を得て当選した。酒井氏8票、無効2票だった。
石合氏は、所信表明で「地方分権が進む中、特色のある議会をつくっていくことが必要」と主張。若い世代が担っていける土壌づくりに向け、リモート会議(本会議除く)によるダブルワークの推進や、政務活動費の廃止による報酬増額を挙げた。
このほか、ハラスメント根絶への対応、市民に議員や議会に興味を持ってもらうための対策、執行部との議案調整などの必要性も示した。「風通しの良い、気持ちの良い議会になるよう尽力したい」と決意した。
副議長選は浅野氏のみが立候補し、10票を得て当選した。3期目の宮本泰也氏(71、立町)8票、無効2票。
浅野氏は「市民は新しい時代にふさわしい改革を求めている。議会の透明性を高め、市民の声がしっかりと届く議会運営を全力で支えていく」と強調。
次世代の育成や議会内の融和にも注力したいとし、「常に挑戦し続ける議会でなければいけない」と述べた。
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