【須坂署】昨年の須高の犯罪は159件発生

2025-02-15 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂警察署生活安全課はこのほど、昨年2024年(1〜12月)における須高地区の犯罪状況をまとめた。刑法犯罪は159件発生し、前年に比べて14件(8.1%)減少、過去最少の21年(152件)に次ぐ少ない記録となった。
 須高地区の犯罪は4けたを数えた2001年がピーク。その後は減少傾向が続き、19年に初の100件台を記録、以降は100件台と200件台を交互に繰り返していたが、今回初めて100件台が連続した。
 犯罪の種類別で多かったのは▽万引=27件▽器物損壊=17件▽自転車盗=15件▽暴行=10件―など。
 増加した犯罪は▽車上ねらい=2件→9件▽置引き=4件→7件▽詐欺=4件→7件―など。
 減少した犯罪は▽万引=37件→27件▽自転車盗=28件→15件▽事務所荒らし=4件→0件―など。
 また、電話でお金詐欺(特殊詐欺)は前年同数の2件(1.6月4日にオレオレ詐欺2.11月19日に預貯金詐欺)発生し、合計450万2,710円(前年比50万2,710円増)がだまし取られた。被害者は1位が80代女性、2位が80代男性。
 また、電話でお金詐欺とは別に分類されるSNS型投資詐欺・SNS型ロマンス詐欺は3件(1.3月中旬〜8月上旬にロマンス詐欺2.2月下旬〜3月中旬にロマンス詐欺 3.3月上旬〜4月下旬に投資詐欺)発生、2,154万7,600円がだまし取られた。
 SNS型投資詐欺は交流サイトなどを介して投資に勧誘して金銭をだまし取る手口、SNS型ロマンス詐欺は交流サイトなどを介して恋愛感情や親近感を抱かせながら投資に誘導して金銭をだまし取る手口。被害者は1位が30代男性、2位が50代男性、3位が60代男性。
 一方、金融機関やコンビニエンスストアなどの水際では前年比2件増の13件を阻止、合計2,089万8,000円(前年比1,910万1,500円増)を守った。
 このほか、凶悪犯罪に分類される強盗で1件1人を逮捕した。
 また、ストーカー相談等件数は7件(前年比4件減)、DV(ドメスティックバイオレンス)相談等件数は17件(11件減)、児童虐待通告児童数は33人(2人増)だった。児童虐待通告児童数は3年前の18人に比べて、ここ2年間は31人、33人と大幅に増加している。

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