2025-03-01 07:00 am by 須坂新聞
須坂高校野球部OB会は2月22日、母校野球部の選手6人に公式戦用ユニホームを贈った。保護者の負担軽減などを目的に、昨年入部した1年生が引っ張る再建途上のチームを支援。選手たちはこれまでと印象が変わったユニホームを手に、勝利への決意を新たにした。
新ユニホームは、胸文字の「SUZAKA」を大きくするなどして強調。ストッキングは、紺地に3色のラインが入ったデザインから一新し、紫色を基調に2色のライン入りに変えた。紺色の帽子は「S」のマークや、つばの縁などの色を銀から金に変更した。
この日は、舩木清二会長ら8人が同校グラウンドを訪れ、後輩たちを激励。舩木会長は「部員が少なくて大変だと思うが、これから多くの新入生に入部してもらい、夏の大会には須坂高校の部員だけで試合ができるように」と期待を寄せた。
選手たちは、さっそく真新しいユニホームに袖を通し、着心地や見た目の印象を確かめた。「胸の文字が前より目立つ」「帽子がかっこ良くなった」「ストッキングの色が気に入った」などとうれしそうだった。これまではOBからユニホームを借りていたという。
丸山雄三監督は「選手たちはOBの皆さまの支援を感じながら試合でプレーできると思う」と感謝。古屋翔英主将は「このユニホームを着て1試合でも多く公式戦で勝てるように頑張る」と誓った。
舩木会長は取材に、「野球は他のスポーツに比べて費用がかかる。保護者の金銭的負担を減らし、子どもたちには好きな野球を存分に楽しんでもらいたい」と話していた。
春の地区大会は、中野立志館高校との合同チームで出場予定。
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