2025-03-22 07:00 am by 須坂新聞
須坂市を拠点に活動するチーム「コルツ」長野チアリーディングスポーツ少年団「須坂コルツ」の3チームが、3月28〜30日に幕張メッセ(千葉市)で開かれるチアリーディングとダンスの全国選手権大会「USAオールスターナショナルズ2025」に出場する。チームとしては15年連続で出場権を獲得した。大舞台に挑む選手たちは「エナジーが伝わるノーミスの演技をしたい」と意気込んでいる。
ジュニア編成(小中学生)にスパーク(16人)、ユース編成(小学生)にフェアリー(9人)、ミニ編成(小学1〜4年)にブルー(6人)が出場する。フェアリーとブルーは1月の甲信越大会で優勝を飾り、基準点もクリア。けが人の影響で欠場したスパークは、映像審査で基準点を超え、全国出場の切符をつかんだ。
15日に森上小学校体育館で開いた発表会では、保護者や地域住民ら大勢の前で、各チームが大会で披露する2分半の演技を発表。基礎クラスのホワイト(7人)も練習の成果を披露し、3チームにエールを送った。
ヘッドコーチの穂苅優花さん(スパーク、ブルー、ホワイト担当)と土屋咲さん(フェアリー担当)によると、3チームとも明るく、仲が良い。技ではスタンツ(組み体操)が強みで、力を入れて練習してきた。
スパークは、目標に向かってひた向きに努力できるチームだ。主将の山下琉花(るか)さん(常盤中3年)は「きょうはたくさんの人の前でも楽しんで演技ができた」とし、順調な仕上がりをアピール。「世界大会のビッド(推薦)を取るためにノーミスの演技をして自分たちの夢をかなえたい」と決意する。
フェアリーは、自信を持って演技に臨めるのが持ち味。主将の山岸百花さん(井上小6年)は「悔いのないノーミスの演技をしたい」と強調する。この日もミスなしで演じたが「フェアリーならもっと上手にできる」と、さらに磨きをかけるつもりだ。
ブルーは、本番に強い少数精鋭。主将の町田莉里杏(りりあ)さん(小山小4年)は「元気のあるチーム。目標は全国大会で1位を取ること。ノーミスを目指し、最後まで笑顔と大きな掛け声で演技をしたい」と話す。
両コーチは「憧れの舞台で思い切り楽しんでもらいたい」と期待。チーム全体の主将を務める山下さんは「チームワークを生かした演技を見せたい」と抱負を語った。
チアリーディング部門は30日。144チームが出場する。
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