2025-04-12 07:00 am by 須坂新聞
須高地区の小中学校は4日、入学式を行った(須坂支援学校は7日)。2025(令和7)年度は小学校496人(須坂市364人、小布施町101人、高山村31人)、中学校523人(須坂市400人、小布施町79人、高山村44人)、支援学校の小学部8人、中学部5人を迎え入れ、希望に満ちた新たな学校生活がスタートした。
日野小は新一年生63人が、5、6年生や来賓、保護者らの拍手に迎えられ、笑顔で体育館に入場した。
中村新治校長は式辞で「遊んだり、勉強したり、すてきな体験がこれから始まる。やってみたいこと、助けてほしいことを上級生のお兄さんやお姉さん、先生や友達に伝えて。思いを言葉にして、楽しい学校生活を送りましょう」と呼びかけた。
6年生で児童会長の中島遥香さんは「みなさんの入学を待っていました。なかよし集会や1年生が楽しめるようなことを計画しているので、楽しみにしていて」と歓迎の言葉を贈った。
式後は松組、竹組それぞれの教室で、保護者に見守られながら初めての学級活動。松組では、担任の山?万紀子先生のクイズを交えた自己紹介に、子どもたちの緊張もほぐれた様子。意思表示する時の手の挙げ方や、「はい!」と元気に返事をする練習をした。
古谷洸介さんは取材に「算数のお勉強をがんばりたい」。玉井楓佳さんは「新しいお友達をたくさん作りたい」と、期待に胸を膨らませていた。
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常盤中は115人が入学した。同校体育館で開かれた入学式で新入生は真新しい制服に身を包み、緊張しつつもや晴れやかな表情で入場した。
宮入勝彦校長は、大切にしている言葉「人は夢を育て 夢は人を育てる」について話した。「夢は幸せや楽しみを与えてくれる。夢に向かい取り組むことは、自身の励みとなり生きがいとなる。学校生活で困った時は家族や友達、先輩に助けを求めて乗り越えていって」と呼びかけた。
新入生代表の一ノ瀬うららさんは「中学生になった実感がなく不安もあるが、新たな出会いを大切にしたい」とあいさつ。「自分が進む道を間違えないために中学校生活で正しい知識と考えを身に付けたい。悩み、立ち止まった時は仲間と力を合わせ、それでも解決できない時は先生方や家族の力を貸してほしい。新入生として誇りを持ち、実りある学校生活を送る」と誓った。
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