2025-06-14 07:00 am by 須坂新聞
5月31日に塩尻市で開かれた第25回県高校商業総合競技大会で、須坂創成高校商業科の珠算電卓部の生徒が好成績を収め、全国大会出場を決めた。電卓競技は団体総合で4年連続の優勝を果たした。珠算競技では2年の田邊鈴さん(長野市)が個人総合3位に入賞した。全国大会は7月24日、神奈川県の横浜武道館で行われる。
大会では電卓やそろばんを使って掛け算や割り算、見取り算を解く「普通計算」、利子などを求める「応用計算」の正確性や速さを競った。
電卓の団体は、各校のチームで個人総合競技上位3人の合計得点で順位を決めた。同校の田尻なつみさん(3年、中野市)が個人総合1位、酒井友里菜さん(2年、中野市)が4位、塩野麻央さん(3年、須坂市仁礼町)が5位となり、優勝した。
部長としてチームをまとめた田尻さんは「みんなの見本になれたらと思っていたので、1位で全国に進めてうれしい。全国では個人で10位までに入り、団体で入賞したい」。
酒井さんは「全国に行けて安心した。過去問を毎日解いて、教え合っている。できるだけ上位に入れるよう頑張りたい」。塩野さんは県大会を振り返って「会場の雰囲気にのみ込まれてしまった。最初で最後の全国大会なので後悔のないように練習したい」と話した。
珠算競技に出場する田邊さんは「緊張やプレッシャーで普段の実力を出せなかった。練習して自信をつけて大会に臨みたい」と意気込んだ。
電卓競技には3人が出場。個人表彰の対象にもなる。
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