2週続けてすごかった

2005-04-28 02:00 pm by 須坂新聞

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 臥竜公園は2週続けてすごかった―。日本のさくら名所百選に輝く須坂市の名勝・臥竜公園の桜は14日に開花、五分咲きの17日(日曜日)は本紙先週号でも紹介したように、昨年の入り込み記録を更新するにぎわいを見せた。19日に満開となった桜、23・24日の週末が心配されたが、満開・散り始め・落花盛んといずれの木も十分に見ごろの状態で、両日とも好天にも恵まれて、大勢の人たちが桜見物を楽しんだ。
 23日は動物園の入園者3271人、ボートの利用延べ213回、写生大会を開催した24日は動物園の入園者5540人、ボートの利用延べ244回。公園管理事務所によれば、動物園の1日の入園者が5千人を超えたのはおそらく史上初めてとのこと。4月の入園者は24日現在で25195人、昨年の4月1カ月分(16971人)をはるかに上回っている。
 今季は2回の週末がいずれも好天で見ごろ、管理事務所棟屋根に設置したNHKの定点カメラにより全国ニュースなどで紹介され、動物園ではインターネットによる全国初の24時間ライブ中継が実現したことなど好条件が揃い、近年にはない最高の「桜ウイーク」となった。公園管理事務所の山岸衛所長は「全国から訪れた多くの皆さんにさくら名所百選の桜を堪能していただきよかった。天気も桜も皆の思いが通じました」と話している。
 また、臥竜公園桜守りの会をはじめとする市民ボランティアによる桜の保護や樹勢回復活動の成果もあってか「桜が長持ちした」「例年より花がいっぱい付いていた」などの声も多数聞かれた。
 恒例のさくらまつりは24日で終了したが、ライトアップは予定を変更して27日まで延長し、引き続き訪れる花見客に対応した。同公園はこれから本数は少ないもののヤエザクラなどが見ごろとなる。
 写真は24日午前に撮影。14雙のボートは終日フル回転した。

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