2005-05-28 07:00 am by 須坂新聞
須坂市はこのほど、都市計画道路山田線で整備した市道須坂病院北通り線が供用されたことに伴い、国道406号の一部(一方通行部分)を市道に、市道須坂病院北通り線を国道に変更する計画案の説明会を開き、地元区の住民等に説明した。
市が変更方針を示しているのは、国道406号の東横町交差点―笠鉾会館交差点―中町交差点―浮世小路入口の交差点までの延長約630メートル。このうち約550メートルを市道に、約80メートルを県道に付け替え、東横町交差点から浮世小路入口の交差点までの市道須坂病院北通り線約400メートルと市道広小路線約120メートルを国道に変更する案。
昨年春の市道須坂病院北通り線の暫定供用後すでに1年を経過し、通過交通の大半が開通した市道に流れている。
対象となる国道部分は一方通行で、沿道に蔵などの歴史的な建物も多い。須坂市は、国の補助事業を導入するなどして歴史的景観保存のため街並み環境整備事業など各種の補助事業を取り入れて整備を進めている。また、須坂商工会議所のTMO構想(須坂市中小小売業商業高度化事業構想)でも、歴史的町並みに整合させて道路を整備する方向を示している。
22日、信州須坂町並みの会が行った「町並みフェスト」で歩行者天国になり、街角コンサート、フリーマーケットなどの各種イベントが行われ市内外の大勢の人たちでにぎわった=写真。
市まちづくり推進部は「市民合意が得られればすぐにも変更し、中心市街地の活性化に生かせるようにしたい。市民の意見を聞きながら関係機関と協議していきたい」としている。
都市計画道路山田線ほか2路線は、須坂病院の改築に伴い約50億円を投入して整備、この春正式に供用となった。
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