2006-07-29 12:00 am by 須坂新聞
去る23日、須坂市村山町の国道交差点で大型トラックと軽乗用車が衝突、4人が死亡した事故を受け、須坂市は25日、県交通安全運動推進長野地方部、須坂警察署、須高交通安全協会、須坂市交通安全協会との連名で「交通死亡事故多発非常事態宣言」を行った。
須坂市では5月27日〜6月4日の9日2カ月間に7人が犠牲となり、再び同宣言を行う極めて異例の事態となった。
発令期間は12月末日まで。三木市長は「長期にわたる発令はこれ以上交通死亡事故を起こさないという決意。関係機関と連携して全力で事故防止に取り組む」とした。
須坂市によれば、年間の死者56年、57年、平成2年の7人と続く。今年は下半期に入ったばかりで既に7人。宣言でも「一瞬の不注意で平和な家庭・明るい未来が奪われることのないよう、これまで以上に一人ひとりが交通安全意識を強く持ち、自分自身と家族・周りの人々を守るために、交通ルールを守り、安全な行動を徹底しましょう」と呼び掛けている。
23日の事故は午前4時10分ごろ発生。まさに一瞬の出来事で、大破した軽乗用車に乗っていた10代の男女4人のうち3人が即死、1人が病院で間もなく死亡する大惨事となった。須坂署では事故原因を調べるため、現場付近に看板)を設置、目撃者を捜している。
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