2006-09-20 07:00 am by 須坂新聞
須坂山岳会、須高地区山岳遭難防止対策協会、シルバーガイドクラブなどで組織する「根子岳登山道整備実行委員会」はこのほど、須坂市と群馬県嬬恋村境の浦倉山から米子大瀑布まで、須坂市と上田市(旧真田町)境の根子岳北肩(通称ザレ岩)から米子大瀑布までの二つの登山道で、ササの刈り込みなどの整備をボランティアで行った。
同委員会では平成14年から根子岳周辺の登山道整備を行い、昭文社が毎年発行している「山と高原地図」では昨年度から「小根子岳新登山道」が正式な登山道として実戦で表記されている。
5年目となる今回の整備活動には約40人が参加、小諸市の家族4人をはじめ市内外から多くのボランティアが駆けつけた。湯っ蔵んどに集合した参加者は浦倉班・ザレ岩班・輸送班の3班に分かれて出発、電動草刈り機やカマなどでササなどを刈り払い、道を踏み固めた。
浦倉山〜米子大瀑布の登山道では8月、背丈ほど伸びたササで道を見失った埼玉県の女性4人が動けなくなり、遭難寸前で救助された事案があったばかり。参加者は入念に整備し、歩きやすい道づくりに努めた。
終了後は湯っ蔵んどで慰労懇親会を開催、安全で魅力ある登山道作りや須坂市の観光などを語り合った。
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