2007-03-31 07:00 am by 須坂新聞
任期満了に伴う長野県議会議員選挙は30日に告示された。須坂市・上高井郡区(定数2)は30日午前10時現在、現職で無所属の永井一雄氏(64、須坂市屋部町)、新人で共産党公認の竹内勉氏(47、須坂市九反田町)、現職で自民党公認の村石正郎氏(67、須坂市下八町)の3氏が立候補した=届け出順。4月8日の投票日に向けて選挙運動を行っている。
再選を目指す永井氏は本上町の事務所で第一声。「皆が知事と一緒でオール与党のような県会になってはいけない。働く人の立場で県政と県議会の改革を進める。結婚を考えている若者に出会いの場を提供し、結婚や子育てに夢が持てる環境づくりに努める」とした。
竹内氏は墨坂南の事務所で第一声。「村井県政の一方的な浅川穴あきダム建設や同和事業再開計画に反対。税金の使い方を厳しくチェックし、福祉や教育など県民のくらしを守る。県政の後戻りを許さない」と訴えた。26日の決起集会でも「大型公共事業を進めるため、新年度予算で初めて行革推進債を100億円借り入れるが、この借金は手数料の値上げなど県民サービスの切り捨てが条件」と今の県政と批判した。
4選を目指す村石氏は須坂ショッピングセンター光臨閣で出陣式を行い、「国や県、市町村の信頼関係が良くなった村井県政を基本的に支持する。須坂市内4高校存続や須坂病院医師・看護師の充実など須高の住民サービス向上につながる県政を目指す」と訴えた。
永井派は須高地区50カ所で辻説法スタイルの街頭演説を行う。勝手連的な運動で無党派層に具体的な提言や約束を訴えていく。地元労組の支援も受け、働く人の立場で県政改革を訴えている。
竹内派は街頭演説(須高全域200回)や街頭での住民対話、ミニ集会、法定ビラなどでこまめに政策を訴えている。中盤で決起集会を予定。新人の新鮮さと40代の若さもアピールしている。
村石派は須坂市10カ所、小布施町1カ所、高山村2カ所で個人演説会を予定。自民党公認を打ち出して保守層に訴え、街頭演説で無党派層への支持も呼び掛けている。3期12年の経験を強調。
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