2007-05-23 07:00 am by 須坂新聞
須坂市村山町の黒岩久米蔵さん宅は『じゅんこさん』でいっぱいだ。長男隆司さん(35)が2004年に淳子さん(30)と結婚。次男進さん(33)が翌年、同じ名前の淳子さん(32)と結婚。さらに、三男和也さん(28)がことし4月、順子さん(29)と結婚した。義母は仁子(じんこ)さんで、これまたよく似た名前。偶然が偶然を呼ぶ、不思議でおめでたい話題だ。
隆司さんの妻淳子さんは、「2人同じ名前で本当?と思ったけど、3人同じになった時には、もう驚くばかりでした」。和也さんの妻順子さんは「(和也さんから)お兄さんたちのお嫁さんが2人ともじゅんこさんだと聞き、3人目のじゅんこさんになろうかなあ、と冗談で言ったのが現実になりました」と笑う。3人のじゅんこさんはそれぞれ、3人きょうだいの一番上というのもまた奇遇だ。
夫婦はそれぞれ実家から離れ、須坂市内や長野市でアパート暮らし。隆司さん・進さん夫婦は同じ町内在住のため、淳子さん違いの郵送物が届くこともしばしばだが、「同じ町で同じ名前だから仕方ないのかな…」と慣れた様子。久米蔵さんは「じゅんこさんたちの呼び方についてはこれから。今は息子の名前とセットで呼んでいるんですよ」と話していた。
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