2007-09-16 07:00 am by 須坂新聞
県の車座集会が8日須坂駅前のシルキーで開かれた。県立須坂病院のお産扱い継続を求めて住民運動の会を立ち上げた母親らが、お産扱い継続の願いを村井知事に直接訴えた。
須坂市と高山村の母親が「産科と小児科が連携し、安心して生める環境の総合病院が地域にあることが大切」と訴えた。
村井知事は「医師のけがで来年4月から産科の機能が止まること(病院方針)はショック。医師不足は深刻な問題。県立の中で須坂病院を大切に考え、県が医師確保に努める。ただ解決のめどは付いていない。県のドクターバンク事業で産科医を含む医師4人を他県から新たに確保したが須坂病院には入っていない」と説明した。
須坂市で助産院を営む広瀬ミエ子さんは「病院内助産所があれば医師の責任が軽減され、産科医確保につながる」と提案。村井知事は「貴重な意見。よく検討する」と答えた。
このほか「峰の原風力発電は立地に問題がある。県は自然環境に配慮した山岳開発のガイドラインづくりを」「国道406号村山橋〜須坂病院の拡張を」などの意見があった。住民の生の声を県政運営に生かす目的で開催。須坂市や近隣から150人が参加した。
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