2007-12-24 07:00 am by 須坂新聞
須坂東高校囲碁部は15日、旧上高井郡役所で「第3回地域の方々との交流対局会」を開き、子どもから大人まで約40人の市民が参加、同部員との対局や参加者同士で盤上の熱戦を繰り広げた。
部員の「自分の力を地域の中で磨き、交流したい」という思いと学校側の「地域に開かれた学校作り」との方針が合致、PTAも協力して、今年度から始めた事業で、7月の東高祭で開いた前回に比べて3倍近い人たちが集まり、会場は囲碁ブームを思わせるような熱気にあふれた。
同部は顧問の本多健一教諭(47)が赴任した6年前に創設。当初は同好会だったが、本多教諭の熱心な指導と今年度大学生ナンバーワンの本因坊となった高津昌昭さん(長野市出身、立命館大2年)の入部・活躍も追い風となって2年半後には部に昇格。早くも全国レベルの大会に連続で出場するようになり、「長野県に須坂東高あり」と言われるようになった。現3年の外谷一磨君も全国での成績が評価され、高津君と同じ立命館大への推薦入学が決まった。
部員は現在10人。昨年度から部活も地域に開放、毎日通ってくる小学生もいるという。本多教諭は「地域の方々との交流により、囲碁だけでなく、人との接し方やマナーなど人間として大切なことを学ぶことができ、囲碁の上達にもつながっています。この事業は多くの皆さんの協力があってできたこと。皆さんに感謝しながら今後も続けていきたい」と話している。
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