2008-03-22 07:00 am by 須坂新聞
暖かな春の陽気となった18、19日、須高地区の各小中学校で卒業式が行われた。今年度は須高全体で小学校691人、中学校718人が卒業を迎えた。卒業生は同級生や職員、在校生との別れを惜しみつつ、希望を胸に新たな道へと巣立った。
高山小では、真新しい中学の制服に身を包んだ卒業生が在校生や保護者らの拍手に迎えられて入場。壇上で卒業証書を受け取り、保護者席前まで進んで静かに一礼した。山岸建文校長は「君たちの前には無限の可能性が広がっている。自ら一歩を踏み出さなければ何も始まらない。何でもいいから一つのことをやり遂げて。自分の目指す未来に向かいたくましく突き進んで」とはなむけの言葉を贈った。
卒業生と在校生が向かい合って別れの歌や言葉を掛け合った。両親や先生たちへの感謝の気持ちを素直に表現した卒業生は最後に「たくさんの思い出をくれた高山小学校、ありがとう」と一段と大きな声を体育館に響かせた。
東中では保護者や在校生らが見守る中、一人ひとりが持田和男校長から卒業証書を受け取った。式辞で持田校長は「自分の進む道、目標を決め、努力し、人生を切り開いて。東中での勉強、学校生活が人生の支えになる」と励ました。
卒業生代表で阿部将大君は「生徒会活動では意見の対立もあったがお互いを認め、協力し合い、目標を達成することの素晴らしさを学んだ。困難に出会った時、東中での経験が立ち向かう力になる。誇りを持ち、未来の実現のために努力したい」と決意を述べた。
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