2008-06-11 07:00 am by 須坂新聞
須坂商業情報処理部の2人が、このほど行われた国家試験の「基本情報技術者試験」に初めて合格した。「初級システムアドミニストレータ(シスアド)」にも部員以外で初めて2人が合格した。共に主に社会人を対象とした資格で難度が高く、同校では授業や部活の成果に手応えを感じている。
基本情報技術者試験は、システム開発やプログラム設計などを行う、技術者の能力認定試験。合格率は23.1%。合格者の平均年齢は25.0歳。情報処理部では、受験希望の3人が放課後の活動のほかに、専門学校から講師を招いたり、講習会に参加するなどして勉強した。
丹羽明日香さん(3年・小布施中出)は「文章問題が難しく、自信はなかった。遅くまで残って勉強したかいがあった」。鈴木拓馬君(2年・東部中出)は「勉強時間が足りなくて十分にできなかった範囲もあったので、よく受かった」と話す。顧問の坂口健之教諭は「授業ではほとんど勉強しない難しい内容なので、良く頑張った。県内の高校としても誇れる」とたたえた。
一方、初級シスアドは、パソコンやシステムなどに関する幅広い知識や技術が求められる。これまで情報処理部員のみ受験していたが、昨年から選択授業にシスアドを学ぶ講座を設け、今年、受講者3人が挑戦した。
湯本真也君(3年・相森中出)は「パソコンに関する勉強をしようと選択した。勉強の成果が出て良かった」。小出香さん(3年・東部中)は「文章問題は全然分からないものもあったが、4択問題は比較的できた。合格して自信になった」と喜んでいる。
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