2008-06-12 07:00 am by 須坂新聞
環境教育の一環で、昨年度からグラウンド周囲の芝生化に取り組んでいる小山小(平林博校長、児童481人)は31日、PTAと児童が種をまくための土壌を整地した=写真。緑化による環境保護や健康づくりなどの面から全国の学校で広まりつつあり、同校では昨年度、50平方メートルを試験栽培し、今年度は約600平方メートルを芝生化する。
同校は維持管理や、費用などの点からグラウンド全体ではなく、周囲を芝生化することに。この日はもみ殻たい肥とチップたい肥、山砂、微生物土壌改良剤を混ぜ合わせた土を、南側のフェンス沿いに幅5m、長さ60mにわたって敷き詰めた。一輪車で運んでから児童、保護者、職員が協力して、くわやトンボを使って平らにならした。
冬でも緑を保つ西洋芝の種をまいて花いっぱい委員会を中心に管理する。水やりに使う水は雨水を、放水のスプリンクラーには太陽光発電を利用する。費用はPTAと学校で出し合い、肥料などは企業から提供を受けた。秋にも300平方メートルを整備する予定。
富沢生(じょう)君(6年)は「芝生になるのが楽しみ。ちゃんと生えるといい」。PTAの荻原公和さんは「取り組みを通して、子どもたちが環境問題に関心を持つきっかけにもなれば。親子で一緒に作業できて良かった」と話した。
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