2008-07-02 07:00 am by 須坂新聞
「これから甲子園を目指して戦う球児に元気や勇気を与えられるよう、エールを込めて歌いたい」〜小諸高校3年/角田千晨さん(須坂市春木町)
7月5日に松本市野球場で開かれる第90回全国高校野球選手権県大会の開会式で、大会歌「栄冠は君に輝く」を独唱する。
6年前から開会式で高校生による独唱が行われるようになり、今年も19日に小諸高校でオーディションが開かれた。参加した小諸高音楽科1〜3年生17人の中から、その歌唱力が評価されて選ばれた。
昨年、大観衆の中で歌っている先輩の姿に感動し、「あの場で歌ってみたい」と決意。相森中でクラスメートだった荒井陽介君(長野日大3年、馬場町)の選抜甲子園での活躍などを見て「私も選手に頑張っている姿を見せることができたら」と思いを強くした。
音楽好きの父一男さんの影響で、幼いころから歌うことが好きで小4からメセナ合唱団に所属。中学ではバスケ部引退後に合唱部を手伝い、歌を続けたいと、音楽科のある小諸に進学した。声楽を専攻している。毎日、片道約2時間かけて通学する。
「合唱は仲間と息の合った時のハーモニーが気持ちいい。独唱は1人だけの緊張感の中で、うまく歌えた時の達成感が何とも言えない」と魅力を話す。
当日は満員の観衆が予想されるが「1人しか歌えない名誉なことなので、幸せに感じながら伸び伸び歌いたい。家族や友達にも感謝しながら頑張りたい」と話す。歌声は録音されて、各球場でグラウンド整備の時などにも流される。
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