2008-07-30 07:00 am by 須坂新聞
市会議員有志が小布施町、高山村の議員に呼びかけてこのほど、旧第2通学区高校再編統合問題勉強会を市役所で開いた。意見交換では「児童・生徒や先生の声をもっと反映すべき」「住民が議論する時間がなさすぎる」「先を見て35人学級に」「中高一貫校を提案する」「須坂、長野は昔から一体の地域」など出た。
村石正郎・永井一雄両県議を講師に招き、市議14人、村議10人が出席した。町議は公務が重なり欠席した。
村石県議は県教委の考え方を説明しながら「組み合わせや数合わせではなく、この地域の子供たちが高校教育で未来の夢を培えるかが大事」と述べた。
永井県議は6月定例県議会で高校再編計画の骨子案について一般質問した。「10月に産業教育審議会の答申が出る予定だが、12月の校名発表まで時間が短い。基幹校を設けるとしているが、具体的には明らかになっていない」と述べた。
世話人で元高校教諭の永井光明市議は「地域の願いをまとめていくために計画した。議会としても態度を示す時期は来ると思うが、県の方針(12月に校名を発表)は性急すぎる。地域の方向づけにも影響を与える」。
さらに高校再編について「地域の産業界や子供たちの意見を含めて議論されるものと思う。教育の地方分権とはこの地域に必要な学科や教科がつくれること。住民自治とは住民の最大公約数が決めるということ。下から積み上げ、形をなすものを大事にしたい」と取材に答えた。
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