2008-10-22 07:00 am by 須坂新聞
須坂園芸高は、20〜23日に佐賀県で開く第59回日本学校農業クラブ全国大会(日本学校農業クラブ連盟主催)の「プロジェクト発表文化・生活の部」と「意見発表食料の部」、「平板測量競技」に出場する。プロジェクト発表と意見発表は北信越大会で、平板測量競技は県大会でそれぞれ最優秀賞を受賞した。
プロジェクト発表は造園技術コースが、失われつつある土壁の伝統技術を受け継ごうと須坂の蔵の町並みの調査や左官から学んだ技術、土壁造り実習などの取り組みを発表する。小笠原淳陽君(3年)は「材料のわずかな配合の違いでも土壁の出来に影響することなどが勉強になった。須坂のこともしっかりPRしたい」と話す。
意見発表は杜氏(とうじ)を目指している高山知大君(3年)が、遠藤酒造場(須坂市)での研修を通して感じた酒造りの魅力や苦労、職人の情熱などを述べる。「豊かな自然を生かした酒や、須坂にこだわった酒を造りたいという思いを伝えたい」と話す。
平板測量競技は、3人1組でグラウンドに置かれた測点の距離やそれを結んだ六角形の面積を測量して製図を描く。中村貴史部長(3年)は「時間はもちろんだが、ミスに気をつけて正確にやりたい。チームワークがいいのでこれまでの力を発揮して優勝を目指して頑張りたい」と意気込む。
〔プロジェクト発表〕小笠原淳陽 丸山弥生 小布施駿 南沢亮太 阿部みか 石田達也 上野原雅史=以上3年
〔平板測量〕中村貴史 山口大輔=3年 小林真=2年 青木元=1年
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