2009-02-21 08:00 am by 須坂新聞
後半へ折り返す市議会は16、17日、臨時会を開き、正副議長選挙を行い、議長は佐藤寿三郎氏(61、新自由クラブ、当選3回)が、副議長は永井光明氏(70、日本共産党、当選3回)が当選した。副議長格とされる監査委員は市長選任案に同意し、宮本勇雄氏(66、須坂フォーラム、当選4回)を選んだ。議長選は3人が所信表明(立候補)し、1票差で決した。副議長選も3人が所信表明した。
議長選は臨時会の前日、高志会、須坂フォーラム、新自由クラブ、市民21から立候補の動きがあった。当日は水面下で勢力拡大を図る動きがみられ、所信表明の数時間前に1人が取りやめた。結局、佐藤寿三郎、豊田清寧、島田和子の3氏(当選3回)が立ち、佐藤氏10票、豊田氏9票、島田氏1票で決した。
佐藤氏は「保身を排し、しがらみを脱し、市長と独立対等の立場で知恵を出し合う議会に」、豊田氏は「市長与党は必要なく常に市民にとってどうかを考える是々非々で議会改革を」、島田氏は「議会から男女共同参画をアピールし政治を市民のものに」と訴えた。
続く副議長選は、永井光明氏、関野芳秀氏(当選2回)石合敬氏(当選1回)が所信表明を行い、永井氏が8票、関野氏が6票、石合氏が2票を獲得。所信表明しなかった宮本勇雄氏に3票が入った。無効は1票。
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佐藤寿三郎議長の話 保守も革新もなく力を合わせ須坂市議会ここにありを広げよう。
永井光明副議長の話 正副議長選には立候補しないつもりでいたが、直前で同志に勧められ決意した。こんな議会はいらないと言われる市民の声に耳を傾け、議長を助け、きちんと応える議員、議会活動をしたい。
■写真は右から佐藤氏、永井氏
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